よくある質問とその答え
見え方について
昼間でも見えるの?
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星と同じで、昼間に見ることはできません。
肉眼で見えるの?
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予想は8等級です。肉眼では見えません。双眼鏡での観測をお勧めします。詳しくは、観測方法を参照してください。
いつ光るの?
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光らせる時間は、福岡工業大学のFITSAT公式ホームページで公開されます。
いつどの方角に見えるの?
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軌道は逐次変化しています。また、観測地によっても見える時刻や方向が異なります。あらかじめ、軌道を計算する必要があります。詳しくは、観測方法を参照してください。
どんなところで見えるの?
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明るさが、8等級と暗いので、街中で観測するのは難しいかもしれません。郊外の天の川が見えるような場所で観測する方が確実です。
どの方角に衛星が見えるときが観測しやすいの?
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衛星は日本上空で北方向へ45度くらい傾いています。LEDは正面が一番明るいので、南方向に仰角45度のときが一番明るく見えます。また、最も近づいた時に大気による減衰が一番少なくなりますので、仰角が高いほどよく見えます。したがいまして、原理的には南方向で仰角が30度ぐらいから天頂付近を通過するときが見つけやすくなると言えます。
衛星のLEDはいつも光ってるの?
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電池の関係で常時光っている訳ではありません。条件の良いときだけ地上からコマンドを送って光らせます。基本として高度が高く、月明かりのない、天気の良い夜に光らせる見込みです。
衛星のLEDが光っていないときは見えないの??
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光っていない衛星は非常に暗いため、観測することはできません。
どんなふうに見えるの?
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暗い星のような光の点が点滅しながらすーっと動いて行くように見えます。試験点灯では、10Hz(1秒間に10回)で点滅しています。
どんな色に見えるの?
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日本から観測できるタイミングで発光させるLEDは緑色に輝きます。FITSATは暗いため、光の色合い見極めることは難しいと思われますが、ひょっとしたら緑色っぽく見えるかもしれません。
試験点灯ってなに?
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モールス信号で点灯させる前に、試験点灯をします。10Hzの点滅で光らせて確認をします。試験点灯が終了してからモールス信号の実験を行います。
モールス信号ってなに?
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モールス信号は無線通信などで使われる「トン(短点 ・)」と「ツー(長点 -)」を組み合わせて作った符号のことです。これらを連続的につないで文字や文章を伝えます。モールス符号についてはこちらのページで詳しく解説されています。
モールス信号でどんなメッセージが伝えられるの?
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「HI DE NIWAKA JAPAN」です。『DE』はモールス信号の略語で『this is』という意味です。
いつごろまで見れるの?
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衛星の寿命は100日で設計されています。実際、いつまで衛星が機能し続けることができるか正確には予測できませんが、4月ぐらいまでは機能してくれるのではないかと思われます。
撮影について
観測にどんな機材が必要なの?
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現在、試験中のため、はっきりとした情報を得られていません。現状では、中望遠以上のレンズもしくは焦点距離の短い望遠鏡が最適と予想されています。衛星が8等級と暗く移動するため中望遠以上の明るいレンズがよさそうです。10Hzの点滅(1秒間に10回点滅を繰り返す)を解像するためにも中望遠以上が必要です。望遠鏡での撮影は、衛星を画角に収めるために焦点距離が短めの望遠鏡が向いています。詳しくは、観測方法を参照してください。
露出はどうすればいいの?
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8等級と暗いため、高感度で撮影する必要があります。感度は高く、絞りは開放(F値を小さく)にして、事前に試し撮りをしながら露出を決定してください。ただし、衛星の点滅が分かるようにするためには、1秒以上の露出は必要です。モールス符号の点滅、あるいは10Hzの点滅の軌跡が確認できれば、FITSAT衛星と同定できます。